【60代から始めるパート・アルバイト7選】シニア女性に向く仕事と老後の働き方|無理なく続く副業選び

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60代女性がにこやかに働いている様子
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新緑がまぶしい季節になりましたね。窓を開ければ若葉のさわやかな香りが流れ込み、思わず深呼吸したくなるような気持ちのよい五月の半ばでございます。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。片付けマダムすみ子でございます。

この季節になると、なんだか少し気持ちが軽くなって、新しいことを始めてみたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。先日、近所の奥さまと立ち話をしていたら「子どもも独立したし、家のこともひと段落したから、そろそろ少し働いてみたい気持ちもあるのよ」とおっしゃっていました。そう感じていらっしゃる60代の女性は、本当に多いように思います。

そろそろ少し働いてみたい。けれど体力には自信がない。どんな仕事が自分に合っているのか分からない。若い方ばかりの職場に飛び込むのは、やっぱり少し気おくれしてしまう。そんなふうに不安を抱えていらっしゃる方も、どうぞご安心くださいませ。今のご自分にちょうどよい働き方が、きっと見つかります。

今日は、体力や気力に少し自信がなくなってきたという方でも大丈夫、60代から無理なく始められるお仕事を七つ、すみ子がご紹介いたします。やりがいがあって、短時間勤務でも歓迎してもらえて、シニア女性が活躍していらっしゃるお仕事ばかり。実際に働いていらっしゃる方の体験談もまじえながら、ゆっくりお伝えしてまいります。それでは、ご一緒に見てまいりましょう。

その一 保育園の保育補助

まず最初にご紹介したいのが、保育園での保育補助のお仕事でございます。お勧めしたい理由は三つございます。一つめは、無資格でも歓迎してくださる求人があること。二つめは、担任の先生のサポートが中心ですので、ご自分が前に立って仕切る必要がなく、お仕事の負担が比較的軽めなこと。三つめは、平日に三日から四日、数時間ずつといった短時間勤務がしやすく、なかには週に一日でも歓迎しますという保育園もあるくらいでございます。

子育てのご経験があって、お子さんが好きでいらっしゃる方には、癒やしとやりがいを同時に感じていただけるお仕事です。ただ、にぎやかな環境がどうしても苦手という方や、お子さんと接することにご不安をお持ちの方には、少し負担かもしれませんね。

久しぶりに小さな子どもと関わるのが、なんだか新鮮で。そうおっしゃるのは66歳のあき子さん。定年を迎えられたあと、週に三日、午前中だけ近所の保育園で働いていらっしゃいます。お仕事の中身は、洗濯物の片づけや、おもちゃの準備、登園してくる子どもたちと一緒に遊ぶことなど、主に補助的な内容だそうです。

あき子さんはこうおっしゃいます。最初は体力的にやっていけるか心配でしたが、担任の先生のサポートが中心ですし、掃除や洗濯など家のことと似た作業もありますので、わりとすぐに慣れることができました。なにより子どもたちが本当にかわいらしくて、一緒に遊ぶ時間にとても元気をいただいています、と。お話を伺っているこちらまで、温かい気持ちになりますね。

その二 家事代行サービス

続いてご紹介するのが、家事代行サービスのお仕事です。お勧めしたい理由は、長年磨いてこられた家事のスキルを、そのままお仕事として報酬に換えられること。そして、シフト体制が柔軟で、短時間勤務もしやすいことでございます。

掃除や料理がお得意な方、人さまとの関わりを楽しめる方にはぴったりのお仕事です。反対に、よそさまのお宅に上がるのはどうも気が引けるという方や、人見知りが強い方には、少し向かないかもしれませんね。

家事が得意というだけのことが、まさかお仕事になるなんて、思ってもみませんでした。そうお話しくださったのは、63歳のとも子さん。お掃除、お洗濯、お料理など、ふだんご自宅でなさっていることを、よそさまのために提供するのが家事代行というお仕事です。

とも子さんはこう続けます。一人暮らしのご高齢の女性のお宅に伺ったとき、その方は片づけや掃除をご自分でなさりたくても、思うようにお体が動かなくなっていらしたんです。お部屋がすっかり整って、この部屋がこんなにきれいになるなんて、本当にお願いしてよかった、ありがとうとおっしゃって、涙を流してくださいました。人さまのお役に立てている、喜んでいただけているということを、しみじみ実感できた瞬間でございました、と。すみ子も思わず胸が熱くなるようなお話でございます。

その三 スーパーのレジ・品出し・清掃

三つめは、スーパーマーケットでのお仕事です。レジや品出し、清掃のいずれかを担当することが多いですね。お勧めしたい理由は、未経験の方にもしっかりした研修制度が整っていること。シニア女性がたくさん働いていらっしゃる職場ですので、同世代の仲間と出会いやすいこと。週に二日から三日、短時間勤務が可能なこと。お店によっては、社員割引でお得にお買い物できる場合もございます。

人とお話しするのが好きな方、接客やお体を動かすお仕事に抵抗のない方に向いていらっしゃいます。反対に、長時間の立ち仕事がどうしてもつらいという方には、少し負担かもしれませんね。

顔なじみのお客さまにご挨拶できるだけで、毎日が楽しくなるんですよ。65歳のさき子さんは、週に三回、午前中だけ近くのスーパーで働いていらっしゃいます。初めてレジをお打ちになったときには、ずいぶん緊張なさったそうですが、研修もきちんと受けられましたし、分からないところは周りの方に助けていただけるので、初心者でも安心して始められたとのこと。

さき子さんはこうもおっしゃっていました。人生で初めてのレジ打ちは本当に不安でしたが、研修もありましたし、分からないところは助けていただけるので、無理なく慣れることができました。お買い上げいただいた食材を袋に詰めるのも、まるでパズルのようでちょっと楽しいのですよ、と。若い世代の方からシニア世代まで、はば広い年代の方々と一緒に働けるのも、よい刺激になっていらっしゃるそうです。

その四 ビルやマンション、施設の清掃スタッフ

四つめは、ビルやマンション、各種施設の清掃スタッフのお仕事です。お勧めしたい理由は、基本的にお一人での作業ですので、雑談などに気を遣わなくてよく、ご自分のペースで進められること。お体を動かしますので、ちょっとした運動代わりにもなることでございます。

黙々と集中して取り組むのがお好きな方や、軽い作業を続けるのが苦にならない方に向いていらっしゃいます。反対に、人さまと関わりながらお仕事をしたいという方には、少し物足りないかもしれませんね。

人とお話しするのは少し苦手なのですが、このお仕事は黙々と進められるので、とても気に入っています。そうおっしゃるのは70歳のひろ子さん。清掃のお仕事は、ビルや各種施設、病院や大学など、基本的にお一人での作業が多く、人間関係のごたごたが少ないのが安心ポイントでございます。ひろ子さんは早朝、大学の構内清掃を担当していらっしゃいます。

人がまだまばらなキャンパスを掃除する時間は、ご家庭のお掃除とはまた違ったすがすがしさがあるそうです。学生さんに、ありがとうございますと声をかけていただいたときは、本当にうれしかったです、とにっこりお話しくださいました。早朝のしんとした空気の中で、誰かのために場を整える時間。なんだか心まで澄んでいきそうですね。

その五 学童・子どもの見守りスタッフ

五つめは、学童保育や子どもの見守りスタッフのお仕事です。お勧めしたい理由は、放課後の数時間だけのお仕事であること。お子さんと一緒に遊んだり、けがをしないよう見守ったりする業務が中心ですので、身体的な負担が比較的軽いこと。

お子さんと関わるのが楽しいと感じられる方、短時間で働きたい方に向いていらっしゃいます。一方で、にぎやかな音や刺激が苦手な方、お子さんが少し苦手という方には向きませんね。

ご一緒にお勉強をしたり、遊んだり、子どもたちと関わる時間がとてもよい刺激になっています。63歳のまさ子さんは、小学校の学童保育で、放課後の子どもたちを見守るお仕事をしていらっしゃいます。

先生、今日はこれを見てちょうだい。にこにこしながら描いた絵を見せにきてくれた男の子を見て、うちの息子もこんなふうだったわねと、懐かしい子育ての時代をふっと思い出して、心から温かい気持ちになるんです、とまさ子さん。子育てをひと段落なさった方だからこそ、お子さんを見つめるまなざしに余裕があって、それが子どもたちにとってもうれしい存在になるのだと思います。

その六 シルバー人材センターのスタッフ

六つめは、シルバー人材センターでのお仕事でございます。シルバー人材センターというのは、60歳以上の方に向けて、地域のちょっとしたお仕事を紹介してくださる公的な機関のことです。無料でご登録なさると、草とり、お掃除、簡単な修繕、事務作業、シール貼り、地域イベントのお手伝いなど、地元に根ざした作業を、無理のない短時間から始めていただけます。

地域に貢献したい方、人さまとの交流がお好きな方、ご自分の体調に合わせて無理なく働きたい方、短時間のお仕事をお探しの方にぴったりです。逆に、同世代との人付き合いがどうも苦手という方や、毎月決まった額の安定収入を求めていらっしゃる方には、少し物足りないかもしれませんね。

地元の方に喜んでいただけて、心がうんと元気になりました。そうおっしゃるのは70歳ののぶ子さん。シルバー人材センターから最初にご紹介いただいたのは、地域のイベントで使う配布物の準備作業だったそうです。

のぶ子さんはこうお話しくださいました。地域の夏祭りのチラシや、町内会のお知らせを封筒に入れる作業を担当しました。同じくシルバー人材センターのスタッフの方々と一緒に、ちょこちょことおしゃべりをしながら手を動かしていたら、気がつけば三時間。あっという間の作業ではありましたけれど、町内会の方にありがとうと言っていただけて、ああ、私も地域の役に立てているのだなあと、心からうれしくなりました、と。

その後ものぶ子さんは、地域イベントの受付や資料整理のお手伝いなど、短時間の単発のお仕事に少しずつ参加していらっしゃるそうです。お家にこもりがちだった日々から、こうして外に出かけるきっかけができて、新しいお仲間も増えて、地域で活動するのが私には合っていましたとのこと。お話を伺っているだけで、こちらまで元気をいただきますね。

その七 観光地での短期リゾートバイト

最後の七つめは、少し意外に思われるかもしれません。観光地での短期リゾートバイトのお仕事でございます。じつは近ごろ、シニア歓迎のリゾートバイトが少しずつ増えていらっしゃるのです。お食事つき、個室完備の宿泊先がご用意されている案件もあって、非日常の景色の中で伸び伸びと働けると、人気が高まっています。

お勧めしたい理由は、ちょっとした旅行気分でお仕事ができること。短期や単発の案件があること。新しい方々との出会いに恵まれること。旅行がお好きな方、いろいろな土地を訪ねてリフレッシュなさりたい方、期間限定で集中的に働きたい方、おひとりで身軽に動ける方にぴったりです。反対に、慣れない場所での生活にご負担を感じやすい方や、早朝や夜勤、長時間勤務が難しい方には、無理なさらないほうがよろしいかと思います。

人生で初めての一人旅気分でしたよ。そうおっしゃるのは65歳のきょう子さん。リゾートホテルの清掃スタッフとして、住み込みで一か月だけ働いたご経験があるとのこと。最初は不安もありましたが、同世代のスタッフの方も何人かいらして、すぐに安心できました、と。

朝食の準備やお部屋のお掃除をすませた後は、お昼の時間にホテル周辺を散歩なさって、旅館気分でお過ごしになったそうです。お仕事とリフレッシュが両方できて、前から気になっていた土地で暮らしてみる体験は、本当に最高でしたとのことでございました。これも、お子さんも独立なさって、ご自分の時間がしっかり持てるようになった60代だからこそ、楽しんでいただけるお仕事の形かもしれません。

働くことは、お金以上のものをくださる時間

さあ、ここまで体力や気力に少し自信がなくなってきたという方でも大丈夫、60代から無理なく始められるお仕事を七つご紹介してまいりました。気になるお仕事は見つかりましたでしょうか。

働くということは、ただお金を得るためだけのことではないと、すみ子はつくづく感じております。人さまとつながること、やりがいを感じられること、自分自身をもう一度好きになれること。そんないくつもの喜びを、そっと運んできてくれる時間でもあるのですね。

あなたがこれまで歩んでいらした人生、積み重ねてこられたご経験、ふとした気づき、そして今のあなたが無理なくおできになること。たとえ長くブランクがあったとしても、お仕事のご経験や家事のスキル、子育てのご経験は、それを必要としてくれる場所が、必ずどこかにございます。

最初の一歩は、誰でも少し不安なものでございますね。まずは、シニア歓迎ということばを入れて、どんなお仕事があるかゆっくり調べてみるところから始めてみてはいかがでしょう。その小さな一歩が、来月のあなたの毎日を少しだけ彩ってくれるきっかけになるかもしれません。

この季節は、新緑とともに気持ちまで動き出しやすいとき。あなたが、私もちょっとやってみようかしらと思えるきっかけになりましたら、すみ子はとてもうれしく思います。あなたがやってみたいと感じられるお仕事はございましたか。こんなお仕事が楽しかった、こんなお仕事は少ししんどかったといったご経験談がございましたら、ぜひコメント欄で教えてくださいませ。あなたのご経験やお気づきが、どこかの誰かの気持ちをふっと軽くしたり、背中を押したりするかもしれません。

これからの毎日が、ご自分らしく、心地よく、そして豊かなものになりますよう、すみ子も心からお祈り申し上げております。それではまた、次の記事でお目にかかりましょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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