70代女性のおしゃれ捨て活7|年齢を重ねるほど美しく見える服選びの基準

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70代女性のおしゃれ捨て活7|年齢を重ねるほど美しく見える服選びの基準
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朝、クローゼットの扉をそっと開けて、何を着ようかしらと迷う――。そんな日々の小さな時間を、心が弾むひとときに変えてさしあげたい。今日は、そんなお話でございます。

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お手持ちのスマホで聞き流ししながら、家事のお供にどうぞ。

片付けマダムのすみ子です。今日もブログにお越しいただきありがとうございます。

70代を迎えられた皆さまから、こんなお声を本当によく伺います。
「昔似合っていた色が、なんだか顔色をくすませて見えるの」
「お気に入りだったブラウスが、鏡の前でしっくりこなくて」
「クローゼットはぱんぱんなのに、着るものがないのよ」――。

これは、皆さまが衰えたわけではございません。
お体とお顔立ちが熟成されて、似合うものが「変わっただけ」なのです。

日本流行色協会の調査によりますと、70代女性が他人から好印象を持たれる装いは、

  • 顔まわりが明るく見える色
  • ゆったりとしたシルエット
  • 上質な素材

この3つだそうです。逆に、若い頃に流行ったきつい色や、ぴったりしたデザインは、かえって疲れた印象を与えてしまうのですよ。

そして70代を凛と美しくお過ごしの方たちには、もう一つ共通点があるのです。
それは「似合わなくなったお洋服を、潔く手放していらっしゃる」こと。今のご自身に似合うお洋服だけを、大切に着ていらっしゃるのです。

なお、お洋服の好みやご体調は本当に人それぞれです。今日のお話は、あくまで一般的なヒントとしてお聞きいただければ嬉しいですわ。

それでは、70代女性のクローゼットからぜひ手放していただきたい「7つのお洋服」を、ひとつずつご一緒にめくってまいりましょう。

👉なぜ「70代のクローゼット」は見直しが必要なのか

まず初めに、なぜ70代という節目で、お洋服を見直していただきたいのか。そのお話を少しだけさせてくださいませ。

第一に、お肌と髪の色が大きく変わる時期だからでございます。白髪が増え、お肌の透明感が変わり、若い頃に「似合っていた色」がくすんで見えるようになる。これは加齢ではなく、自然な熟成。だから、お洋服の方を「今のご自身」に合わせる必要があるのですよ。

第二に、お体の動きが少しずつゆっくりになる時期でもあります。腕を上げる、後ろに手を回す、細いファスナーをつまむ――こうした動作が大変になると、着脱に時間がかかるお洋服はストレスになってしまいます。

第三に、これからの10年、20年、ご自身がご機嫌で過ごせるかどうかは、毎朝の身支度の楽さに大きく左右されるのです。ぱんぱんに詰まったクローゼットを前に「今日も何を着よう」と迷う朝と、すっきり整ったクローゼットから「今日はこれね」と微笑める朝――どちらの暮らしを選びたいでしょうか?

つまり70代のおしゃれ捨て活は、「美しく見せる」ためだけでなく、「ご機嫌な毎日を作る」ための大切な暮らしの整え方。お洋服を減らすことは、ご自身を大切にする第一歩なのですわ。


👉① 着られない過去のサイズの服――「いつか痩せたら」の終わり

クローゼットの奥に、「痩せたら着よう」と思っているお洋服、ございませんか?

30代、40代に着ていらっしゃったスカート、ウエストがきつくなったジャケット、お気に入りだったブラウス。皆さまの大切な思い出が詰まったお洋服たちですね。

でも、考えてみてくださいませ。
この10年で1度も着ていらっしゃらないお洋服を、これからの10年で着る機会はあるでしょうか?

73歳のM子様は、40代の頃に着ていらっしゃったお気に入りのスーツを30年間取っておかれました。「いつか痩せたら」と思いながら、ずっとクローゼットの一番いい場所を占めていたそうです。
ある日思い切って着てみたところ、ボタンが閉まらないだけでなく、鏡に映ったご自分のお顔がとても疲れて見えたそうです。それはお洋服が悪いのではなく、30年前のデザインが今のM子様には若すぎたから。

潔く手放されたら、クローゼットに「今のご自身に似合う上品な一着」を迎える余裕ができたとお喜びでした。

過去のサイズのお洋服は、今のご自身を否定する材料になってしまうこともございます。今のご自身に似合うお洋服を1着迎えるためにも、まず手放してくださいね。
お洋服の手放し方の基準については、60代クローゼットの救済もぜひあわせてご覧ください。


👉② 色がくすんで見える色味――顔色をぱっと明るくする勇気

年齢を重ねますと、お肌の色や髪の色が変わってまいります。白髪が増え、お肌の透明感も若い頃とは違ってまいりますね。
そうしますと、若い頃に似合っていた色が、お顔色をくすんで見せてしまうことがあるんですよ。

特に注意していただきたいのが、

  • くすんだベージュ
  • にごった茶色
  • 灰色がかった黒

これらの色は、お顔の影を強調してしまい、疲れた印象を与えてしまいます。

逆に70代の方を美しく見せる色は、

  • 澄んだ白
  • やわらかなアイボリー
  • 明るいピンク
  • 爽やかな水色
  • 上品な藤色

お顔まわりに明るい色をひとつ持ってくるだけで、お顔色がぱっと明るく見えるのですよ。

71歳のT子様は、ご主人を見送られてから5年間、黒っぽいお洋服ばかりを着ていらっしゃいました。お友達から「最近顔色悪いんじゃない?」と言われ、思い切ってクローゼットの色味を見直されました。
くすんだ色を半分手放して、代わりに白いブラウスと淡いピンクのカーディガンを迎えたところ、お友達から「急に若返ったわね」と言われたそうです。

色は魔法のように、私たちの印象を変えてくれます。お顔まわりに当ててみて、顔色がくすんで見えるお洋服は、思い切って手放してみてくださいね。


👉③ 首回りが詰まったデザイン――Vネックで「お顔小さく」見せる

首がきれいに見えるかどうかで、お洋服の印象は大きく変わります。

年齢を重ねますと、首にしわが出てまいりますよね。そんな時に首がぴったり詰まったハイネックや、クルーネックのセーターを着ますと、首が短く詰まって見えてしまうのですよ。

おすすめは、Vネック、Uネック、ボートネック、スキッパーシャツ。首元に縦の線が入ると、首が長く見えてお顔も小さく見えます。デコルテが少し見えるくらいが、ちょうど上品で美しい印象なんですよ。

75歳のH代様は、寒さ対策にハイネックのセーターをたくさんお持ちでした。でも鏡を見るとどうも野暮ったく見える――。Vネックのセーターに買い替えて、寒い日はその上にストールを巻くようにされたら、すっきりと若々しく見えるようになったそうです。

「首回りの開いたお洋服は寒くて」と心配される方もいらっしゃいますが、ストールやスカーフを上手にお使いになれば、寒さも調節できます。
首元のデザインひとつで、お洋服全体の印象は劇的に変わるのですよ。


👉④ 滑りすぎる素材――「シルエット」と「安全」の問題

つるつるとした滑りすぎる素材のお洋服も、70代になられたら見直していただきたい一着でございます。

具体的には、サテン、光沢のあるポリエステル、ナイロンの裏地のないスカート。これらは静電気が起きやすく、体のラインに張り付いて、シルエットが美しく見えないんですよ。

さらに、滑りやすい素材は転倒のリスクも高めます。
お洋服自体が滑って椅子からずれ落ちたり、階段で裾が滑って踏んでしまったり――。

おすすめは、綿、麻、ウール、上質なレーヨンなどの天然素材。お肌に優しく、シルエットも自然で、上品な印象になります。

69歳のS子様は、フォーマルなお食事会で、ツルツルとしたサテンのワンピースを着ていらっしゃいました。席についた瞬間、椅子から滑り落ちそうになり、ヒヤッとされたそうです。
それ以来、滑る素材は避けて、綿混紡やウールのワンピースに切り替えられました。着心地も格段に良くなり、何より歩いていて安心感が違うとおっしゃっていました。

素材選びは、見た目だけでなく「安全」にも関わる大切な視点なんですよ。


👉⑤ 着脱が大変な服――朝の身支度を「ストレスゼロ」に

年齢を重ねますと、腕を上げる動作や、後ろに手を回す動作が、少しずつ大変になってまいります。

  • 後ろにファスナーがあるワンピース
  • 頭からかぶる細身のセーター
  • 小さなボタンがびっしり並んだブラウス

これらは、着脱だけで疲れてしまうお洋服なんですよ。

77歳のK子様は、お気に入りだった後ろファスナーのワンピースを、ある日着ようとされて、ファスナーが上げられず途方に暮れられたそうです。ご主人を見送られてからは、お一人で着替えをされる毎日。着脱に5分も10分もかかるお洋服は、ストレスでしかありません。

  • 前開きのシャツワンピース
  • ゆったりしたカーディガン
  • 大きめのボタンのブラウス

前で開閉できるお洋服に切り替えられたら、朝の身支度がぐっと楽になったそうです。

着脱が楽なお洋服は、急なお出かけや、突然のご来客にも慌てずに済みます。これからの10年、20年を考えても、「着脱の楽さ」はとても大切な選択基準なんですよ。


👉⑥ ポケットなしの実用性ない服――転倒を防ぐ小さな工夫

意外と見落とされがちなのが、ポケットの有無でございます。

70代になられますと、ハンカチ、ティッシュ、携帯電話、老眼鏡、鍵――おうちの中でも持ち歩きたいものがたくさんございますよね。
ポケットがないお洋服を着ていると、これらをいちいちカゴに入れて持ち歩くことになります。これがちょっとした転倒のきっかけになったり、大切な物をなくす原因になったりするんですよ。

72歳のN子様は、ポケットのないチュニックがお好きで何枚も持っていらっしゃいました。お洋服自体は素敵だったのですが、携帯電話を置き忘れることが何度も。1度はカゴごと階段を踏み外しかけて、大変ヒヤッとされたそうです。

それ以来、ポケット付きのお洋服を選ぶようにされて、必要最小限のものはポケットに。お家の中での移動が安全になり、携帯を探す時間もなくなったとお喜びでした。

おしゃれなお洋服でも、ポケットが付いたものは増えてまいりました。「おしゃれと実用性」――両方を満たすお洋服を選ぶのが、70代の賢い選択なんですよ。


👉⑦ 冠婚葬祭2着以上の重複――喪服は1着で十分

最後は、冠婚葬祭のお洋服でございます。

喪服、礼服、留袖、訪問着――皆さまのクローゼットには何着お持ちでしょうか?

70代になられますと、ご親戚やお友達のご葬儀にお呼ばれする機会も増えてまいります。でも実際にお召しになるのは、「喪服が1着、礼服が1着」あれば十分なんですよ。

それなのに、クローゼットには夏用と冬用、ワンピースとアンサンブル、黒のブラウスが何枚も。合計で5着も6着もある方が珍しくないんです。

74歳のY子様は、冠婚葬祭用のお洋服が合計で7着もお持ちでした。その中には30年以上前にお作りになった留袖や、一度しか袖を通していない訪問着も。
娘さんと相談されて、本当に着るものだけ2着残し、残りはリサイクル業者と着物専門店に手放されました。クローゼットがすっきりしただけでなく、防虫剤や保管の手間もぐっと減ったそうです。

残された喪服も、季節を選ばないオールシーズン用の1着に絞られて、取り出しやすい場所にお移しになりました。これからは急なご連絡にも慌てずに対応できるようになったとお喜びでしたわ。

夏のお洋服の見極め方については、夏服の捨て活5選もぜひあわせてご覧くださいませ。


👉70代のおしゃれ捨て活でやりがちな「3つの失敗パターン」

ここで、70代女性のお洋服選びでよくお見かけする3つの失敗パターンを、こっそりお伝えしておきますね。

失敗パターン1:「とにかく地味にすればいい」と思うこと

「年齢を重ねたから派手な色は似合わない」と思い込んで、黒や茶色ばかりを選んでしまう方。これは逆効果なんですよ。
お顔色がくすんで見え、実年齢よりも上に見えてしまいます。お顔まわりだけでも明るい色を取り入れる「勇気」が大切なんです。

失敗パターン2:「もう私には関係ない」と諦めてしまうこと

おしゃれは、何歳になられても楽しめる素敵な習慣です。
80代、90代になられても凛と美しい方は、たくさんいらっしゃいます。諦めずに、今のご自身に似合うものを探し続けてくださいね。

失敗パターン3:1日でクローゼットを全部見直そうとすること

お洋服の整理は、本当に体力を使います。
1日でやろうとせず、1週間で1段ずつ、ゆっくり進めるのがおすすめですよ。着脱を伴う見直しは、お疲れになりやすいので、午前中の元気な時間にお願いしますね。


👉今日から始める「5つの簡単ステップ」

「7つもあると、どこから手をつければいいのかしら……」とお感じになった皆さまに、今日からすぐに始められる5つの簡単ステップをご紹介いたしますね。

ステップ1:鏡の前で似合う色を確かめる

持っているお洋服を1枚ずつ、お顔の前に当ててみてくださいね。お顔色が明るく見える色と、くすんで見える色がはっきりわかります。

ステップ2:1年着ていない服を脇に避ける

過去1年の出来事を思い出しながら、着ていないお洋服を脇に避けるだけ。これでクローゼットの半分以上の見直しができますよ。

ステップ3:着脱に1分以上かかる服を見直す

実際に着脱してみて、1分以上かかるお洋服は要注意。これからの暮らしには、楽な前開きや、ゆったりサイズが向いています。

ステップ4:ポケットの有無をチェック

お洋服を1枚ずつ手に取って、ポケットの有無を確認。ない物が多ければ、お買い替えの際にはポケット付きを選ぶように意識してくださいね。

ステップ5:冠婚葬祭は2着までと決める

喪服と礼服、それぞれ1着までと決めて、残りは思い切って手放しましょう。お母様やお祖母様から受け継がれた着物は、着物専門店で査定していただくのがおすすめです。


👉おわりに:年齢を重ねるほど、美しく装える幸せ

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掃除機いらずで衣類を約半分の体積に。衣替えやクローゼット整理に重宝する2WAYバルブ式。

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皆さま、長いお話に最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

年齢を重ねるということは、美しさを失うことではございません。
熟成された深みのある美しさへと、ゆっくりと変わっていくこと――そのためには、若い頃の美しさにしがみつくのではなく、今のご自身に似合うものを選ぶ「勇気」が必要なんですよ。

クローゼットを見直すことは、今のご自身を肯定すること。
過去のサイズや過去の流行に縛られず、今この瞬間のご自身を1番美しく見せるお洋服を選んでくださいませ。

完璧を目指さなくていいんです。

  • 今日は、くすんだ色のお洋服を1枚だけ脇に避けてみる。
  • 明日は、着脱の大変なお洋服を1枚だけ手放す。
  • 明後日は、首回りの詰まったセーターを1枚だけ見直す。

そんな小さな一歩で、クローゼットも気持ちも軽やかになっていきます。

70代の毎日が、鏡を見るたびにふっと微笑める日々になりますように。
姿勢と装いで実年齢より若く見える秘訣は、60代の若返り術にも詳しくまとめておりますので、ぜひあわせてご覧くださいね。

片付けマダムすみ子は、皆さまのおしゃれが、年齢を重ねるほどに輝くものになりますよう、心から応援しておりますわ。

それでは、また次のブログでお会いしましょうね。
ごきげんよう。